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Adobe Creative Cloudの
コンプリートプランを安く買う方法を解説。
法人でもお得に購入するには?

掲載日:2021年12月28日

映像制作やデザイン制作をはじめ、クリエイティブな制作現場で欠かせないツールが「Adobe Creative Cloud」です。現在Adobeでは20種類を超えるアプリケーションをセットにした、定額サブスクリプション方式の「コンプリートプラン」を提供しています。

コンプリートプランを購入するにはいくつかの方法がありますが、本稿では利用者別に最も安く購入できる方法を紹介します。

Adobe Creative Cloudのコンプリートプランは個人利用の場合は学割が格安

Adobeのアプリケーションは、「Premiere Pro」や「Illustrator」のように単体でも購入できますが、制作現場ではさまざまなアプリケーションが必要になる場合があります。
そこで、Adobeのアプリケーションとサービスをすべてセットにして提供するのが、Adobe Creative Cloudのコンプリートプランです。

コンプリートプランは通常1年間の定額契約で、以下の方法で購入できます。

  • Adobe公式サイトから購入
  • Adobe提携スクールから購入
  • 正規販売代理店から購入
  • Amazonの通販で購入

現在Adobeのコンプリートプランを最も安く購入できるのは、Adobe公式サイトで「学生・教職員版」を利用した場合です。
この方法では通常価格の65%引きでの購入が可能で、初年度は税込2,178円/月(年間26,136円)、2年目以降は税込3,278円/月(年間39,336円)で利用できます。学割の対象になるのは学生と教職員のみで、一般の社会人や法人は利用できません

通信講座とセットのプランを購入する

一般の社会人の場合、コンプリートプランを安く購入する方法はあるのでしょうか。
Adobeにはスクールパートナープログラムという、製品の操作方法を学べる仕組みがありますが、このシステムでは、プラチナ・ゴールド・ブロンズという3ランクのスクールパートナーが設定されており、それぞれにAdobe認定プロフェッショナル資格保有者が、生徒に対してスキルアップのトレーニングを行います。

プログラムを受講する生徒は、Adobeのコンプリートプランを特別価格で購入できます。
スクールによっては、通信講座に対応しているケースもあり、その場合には通信講座とセットでコンプリートプランを安く購入することも可能です。

また、プログラムに認定されるスクールは、Adobeによる厳しい審査を受けているため、購入後のトラブルなどの心配は少ないでしょう。

ただし、あくまでも個人での利用が条件であるため、こちらも法人が購入することはできません。

法人の場合はAdobe公式サイトで法人版の定価購入が可能

法人としてAdobe Creative Cloudのコンプリートプランを購入する場合、「Creative Cloud法人版」を直接Adobe公式サイトで購入したり、販売代理店で購入したりするのが一般的です。法人版では個人版のサービスに加えて、主に以下のようなメリットが加わります。

  • アプリケーションとユーザーの集中管理が可能
  • 法人内で使用しているほかのアプリケーションとの統合が可能
  • エキスパートによるテクニカルサポートが受けられる
  • Adobe Talentによる求人募集が可能

制作会社などが法人として利用する場合、これらのサービスが提供される、公式サイトからの購入がおすすめですが、基本的に定価で購入しなければなりません。
購入代金は1ライセンスあたり、税込8,778円/月(年間税込105,336円)となり、個人版と比較して割高に感じられるでしょう。

ただし、複数のライセンスで使用する場合、購入数によってはボリュームディスカウントによる割引を受けられる可能性もあります。企業規模による割引や支払い方法など、直接Adobeに相談することも可能かもしれませんが、導入コストを抑えたい場合には別の購入方法を考えた方がよいかもしれません。

法人は正規販売代理店経由での購入がお得

コストを抑えて「Creative Cloud法人版」を導入する方法として、Adobeの正規販売代理店から購入する方法があります。
Adobeの正規代理店である「ライセンスオンライン」では「バリューインセンティブプラン(VIP)」の取扱があり、ライセンス数に応じてボリュームディスカウントが適用されるため、Adobe公式サイトよりも安く購入できる場合があります。

もちろん、通常のCreative Cloud法人版で受けられるサービスはすべて含まれています。さらに、請求書払いや前払いなど、法人側の条件に合わせた支払い方法が選択できるうえ、見積書や注文書の発行も可能です。
ライセンスオンラインでは、Adobe以外にもさまざまな会社のソフトウェア・アプリケーションを扱っており、コンプリートプランとその他のアプリケーションを一元的に管理することもできるため、効率化にも貢献するでしょう。

法人の場合は正規販売代理店を介すると低コストで購入可能

Adobe Creative Cloudコンプリートプランは、映像制作やデザインなどの分野で使用されるクリエイティブツールです。
ユーザーの条件によってさまざまな購入方法があるため、サービスやコストを比較して、自身に最適な購入方法を選択しましょう。

学生や教職員の方がAdobe Creative Cloudを購入する場合には、Adobe公式サイトで「学生・教職員版」を利用するのが格安です。
また、学割の対象にならない個人に関しては、スクールパートナープログラムを利用することで、特別価格でコンプリートプランを購入できます。

そして法人が利用する場合には、Adobeの公式サイトから購入するのも1つの方法ですが、製品の価格だけではなく、支払い方法やソフトウェア購入先の一元化などを考えると、正規販売代理店であるライセンスオンラインを経由して購入する方法をおすすめします。

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