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Visual Studioの最新情報と
現在提供されているエディションの違いとは

MicrosoftのVisual Studioはアプリ開発で欠かすことができない統合開発環境(IDE)です。

「あらゆる開発者向けの優れたツール」を謳い、C#、Visual Basic(VB)、C++と言った従来のメジャーな言語のみではなく、PythonやJavaScript、TypeScriptなどWebやクラウドサービスなども視野に入れた対応が行われています。

今回はこのVisual Studioに関連した最新情報と、Visual Studioのエディションの違いについてご説明します。

「Visual Studio Code for the Web」の発表

現地時間の2021年10月20日、Microsoftはコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VScode)の軽量版「Visual Studio Code for the Web」のパブリックプレビューを公開しました。

このツールはアプリのインストールが不要で、ブラウザで「vscode.dev」へとアクセスするだけでVScodeが動作します。

VScodeの特徴は、ローカルファイルもそのまま使えることで、Local File System Access API対応ブラウザである「Microsoft Edge」や「Google Chrome」などを利用すればファイルをアップロードすることなく使用することが可能です。

同時に、限界を定めているのも上記のFile System Access APIとなり、VScode for the WebでできることはAPIがサポートしている範囲に留まっているため、ローカルで実行した結果を利用するというVScodeで可能な機能はまだ利用できない状態となっています。

とは言え今まではローカルにインストールしたうえでしか動かせなかったツールがWebブラウザで利用できることになったことは非常に重要です。

より手軽に開発環境を活用できるようになったことでテレワークでの開発や遠隔での共同作業など、様々な方向性での利便性・生産性向上が検討されていくことになるかもしれません。

MicrosoftはVScode for the Webでコーディングできる各種言語をその使い勝手によって「good」「better」「best」に分類しており、以下の説明を行っています。
利用の際はこの説明を参考にしてみても良いかもしれません。

<good>
ほとんどのプログラミング言語では、vscode.devはコード構文の色付け、テキストベースの補完、およびブラケットペアの色付けを提供します。ツリーシッター構文ツリーを使用すると、C / C ++、C#、Java、PHP、Rust、Goなどの一般的な言語のアウトライン/シンボルへの移動やシンボル検索などの追加エクスペリエンスを提供できます。

<better>
TypeScript、JavaScript、およびPythonのエクスペリエンスはすべて、ブラウザーでネイティブに実行される言語サービスによって強化されています。これらのプログラミング言語を使用すると、「優れた」エクスペリエンスに加えて、豊富な単一ファイルの補完、セマンティックハイライト、構文エラーなどを利用できます。

<best>
JSON、HTML、CSS、LESSなどの多くの「webby」言語の場合、vscode.devのコーディングエクスペリエンスはデスクトップとほぼ同じです(Markdownプレビューを含む)

Visual StudioとVisual Studio Codeの違い

Visual Studioは大きく分類すると2つに分かれており、Visual Studioと前述のVScodeが公開されています。

この2つの違いは、Visual Studioはエディタ、コンパイラ、デバッガーなどが搭載された統合開発環境であるのに対し、VScodeはエディタである、という点にあります。

前者は開発に必要な機能が全て含まれていますが、後者は単体ではコンパイルできるわけではなく純粋にコードを書くことに特化しているのが特徴です。
※ただしVScodeは拡張機能によってある程度統合開発環境に近づけることも可能です

説明の順番が逆になりますが、VScodeはコードを書くだけであればさっと立ち上げて作業することがメリットと言えます。
この点はWeb開発によく使われるPythonやJavaScript、Rubyなどと非常に相性がよく、VScodeの強みと言えます。

他方Visual Studioの強みと言えば、エディタと共に当然コンパイラやデバッガーなどの開発に必要な機能が一通り揃っている点にあります。

その分VScodeと比較して重い部分は難点と言えますが、ある程度の規模の開発でコーディングに集中すべき場合などはVisual Studioなどの統合開発環境がやはり最適なのではないでしょうか。

イメージとしては、Webアプリなどの比較的軽いツール開発ではVScode、パッケージソフトなどの大規模開発にはVisual Studioと言った使い分けが多いようです。

Visual StudioとVisual Studio Codeの違い

現在販売されているVisual Studio 2019には法人向けに以下の3つのエディションが提供されています。

Visual Studio Community

Web アプリケーションとクラウド サービスだけでなく、Windows、Android、iOS 向けのモダン アプリケーションを作成するためのフル機能を装備した、拡張可能な無料の IDE

Visual Studio Professional

個人開発者や小規模なチームを対象とした、プロフェッショナル開発者用ツールとサービス

Visual Studio Enterprise

品質およびスケールについての厳しいニーズに応える必要のある、あらゆる規模のチームで利用できるエンド ツー エンドの統合ソリューション

それぞれ解説していきます。

Visual Studio Community

これは無料のエディションですが、法人として利用する場合、受託事業では利用できず、原則自社開発での利用、かつ5台までとなります。
また、PCが250台以上またはPCのユーザーが250名以上いる場合や年商が1億円以上ある場合は利用できません。
受託事業での利用ができないため、仕事としてお客さまへ納品するプログラムを記述するようなソフトウェア開発事業を営む企業の場合は、無料版という選択肢は避けたほうがよさそうです。
その他細かい条件はありますが、その点については利用の前に必ずマイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項をご確認ください。

Visual Studio Professional

こちらは、商用利用可能な統合開発環境です。
Visual Studio Communityと機能面での大きな違いはありませんが、受託開発や自社でのある程度の規模の開発を行う場合であればこちらのエディションを使用する必要があります。
ライセンスオンラインポータルでは¥59,300(標準ご提供価格(税抜き))で販売しています。

Visual Studio Enterprise

最後の“Enterprose”は、Visual Studio Professionalを機能拡張しよりパワフルかつ効率的な開発環境を提供するエディションとなります。
さまざまな実行ポイントでの状態 (呼び出し履歴およびローカル変数の値) を確認することができるIntelliTraceや、コードにある各ステートメントについてそのステートメントを実行するテスト入力が生成され、実行するとどのテストが失敗しているかを簡単に把握し必要なコードを追加して修正できるIntelliTestなどが含まれています。
ライセンスオンラインポータルでは新規ライセンス+MSDNサブスクリプション(3年分割の1年目分)で¥419,500(標準ご提供価格(税抜き))で販売しています。

事業としてのアプリ開発ならProfessional以上のエディションで生産性向上を

Visual StudioはMicrosoftが開発しているだけあり網羅性、生産性、柔軟性の各面で非常に高い評価を得ています。
2021年11月8日には待望の64bit化されたVisual Studio 2022も販売され、より高速なコード検索とコード ナビゲーション、Git および GitHub Actions ワークフローを統合、など現在よりも革新的な開発ツールとしての期待が持たれています。
Windowsでの開発を行う場合のベストな選択肢のひとつと言えるVisual Studioで、開発業務の生産性向上を進めてください。

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