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法人、個人向けPCの違いと代理店購入によるメリット

掲載日:2021年11月21日

多くのメーカーサイトで個人向けとは別のカテゴリとなっている法人向けPC。
法人向けPCと個人向けPCが明確に区別されている理由はご存じでしょうか?

今回は法人向けPCと個人向けPCの違い、そして法人向けPCを購入する際に検討するべき内容についてお伝えします。

法人向けPCと個人向けPCの違い

パッと見はほぼ区別がつかないものではありますが、多くのメーカーでwebサイト上でも法人向けと個人向けを区別している通り実際は多くの違いがあります。

<ソフトウェアの違い>

まず、ソフトウェアの違いが大きく2点あります。

1点目は無駄なソフトウェアを排除できる点です。
個人向けのPCでは多くの場合様々なソフトウェアがバンドルされています。
しかし業務用途で考えると不要なものが入っており、ストレージが圧迫されることになってしまいます。
法人向けPCではこれらの無駄なソフトウェアが入っておらず必要な構成で使用することが可能となっています。

2点目はOSの選択肢が広い点です。
個人向けの場合は、その名称からも大体がWindows Homeを選択されると考えられますが、法人向けにはWindows Proという選択肢があります。もちろんこれらエディションによって違いがあり、法人向けで必要とされそうなのはやはり、リモートデスクトップのホスト(遠隔操作される側)になれるかどうかと、HDDやSSD、USBメモリといったストレージを暗号化する「BitLocker」機能の存在といえそうです。

<サポートの違い>

ほとんどの企業では購入したPCをそのまま使うことはないのではないでしょうか?
実際は情シス担当者がいわゆるセットアップ作業を行い、完了後担当者に引き渡すケースが多いかと思われます。
この場合、個人向けPCでは1台1台手作業でセットアップしていく必要があるのですが、法人向けPCの場合、同じ設定を行う場合統一設定を組み込んだうえで納品してくれる「キッティングサービス」が提供されていることがあり、環境構築された状態で納品してもらえる場合もあります。

また、法人向けのサービスとして故障時に技術者が企業に訪問して対応してくれるオンサイト保守もあります。
通常は不具合時の調査は引き取りサービスとなるため、PCの送付、検査、返送とだいたい2週間くらいはかかることが多くその間ほぼPCが使えなくなってしまうのですが、オンサイト保守の場合事業所まで技術者が出向いてくれるため使用できなくなる時間が長くて数時間と大幅に短縮することが可能となるのです。

法人向けでは挙げたような企業の事情に応じた柔軟な対応を行っており、個人向けとは異なることが理解いただけたでしょうか?
今まで個人向けPCを業務利用として使用してきた企業の方でもこうした観点から見て今後法人向けPCを検討した方が良いケースがあるかもしれません。

法人向けPC購入での代理店購入のメリット

法人向けPCを購入するルートは大きく2つあります。
それが「代理店」と「直販」です。

代理店購入は代理店が購入者から依頼を受けてメーカーに発注して納品する形を指し、直販購入はその名の通りメーカーに直接発注し購入することを指します。

両社に販売商品の差異は特になく、代理店経由での購入であっても基本的にはメーカーサイトのラインナップ製品を購入することが可能です。
むしろ特定の代理店の場合特別モデルとして専用スペックの製品をお得な値段で販売している場合もあり、代理店の方が選択肢が広くなるケースも存在しています。

代理店購入のメリットは「価格」「納期」「窓口の一本化」の大きく3つが挙げられます。

まずは1点目の「価格」についてです。
代理店購入=中間業者増による販売価格上乗せ、のイメージはないでしょうか?
実際はむしろ代理店購入の方が安いケースが数多くあります。

大手家電量販店を思い浮かべてもらえればわかるかと思いますが、多くはメーカー直販価格よりも安いはずです。
これは理由が2つあり、1つ目はメーカーとしてのブランディングのため、2つ目が流通(小売り)を販売経路として重視しているためです。

メーカーとしては直販で常に安売りを行ってしまうと「あのメーカーは安い商品ばかり取り扱っている」と言うイメージが付き、ブランディング上マイナスの影響が出てしまいます。
そのため基本的には定価販売を基本として販売する傾向にあります。

同時に広く多くのユーザーにお届けするためには日本全国に販売窓口がある小売りを経由するのが最も効率的です。ユーザー接点をなるべく増やすためにも、直販を値下げして小売りの意味をなくしてしまうのはメーカーとして避けたいところになります。
販売価格の決定権は小売りにあるため、価格を下げたとしてもメーカーのブランディング上の影響は少なくなります。

こうした背景から、多くの場合流通(小売り)の方が安く販売されているのです。

PCにおいても同様に、販売代理店による流通が重視されているためむしろ代理店の方が安くなるケースが多くなっています。
見積もりの際も直販だけではなく代理店にも見積もりを取ることでコストを抑えられるケースが多々あります。

続いて2点目の「納期」です。
あまりイメージがないのかもしれませんが実は代理店を通すことで「特定商品の短納期」化が可能です。

メーカー直販が納期最速と思われる方が多いかもしれませんが、ほとんどのメーカーは多くの型番で受注生産方式を取っています。
そのため実際は受注→生産→配送の工程を経ることになり、間が数週間ほどかかってしまうケースが多いようです。

しかし流通(小売り)の場合、予め在庫運用を行っている型番があるため、受注→配送と即座に対応が可能となりメーカー直販よりも短納期が可能です。

そして3点目の「窓口の一本化」です。
直販の場合複数メーカーを比較したい場合は個々に見積もりを取る必要がありますが、代理店の場合は「窓口の一本化」が可能となり発注側としては手間を減らすことが可能です。

加えてPCはそれ単体で業務を行うわけではなくソフトウェアも必要です。
ソフトウェアライセンスを取り扱う代理店もあり、こちらも同様の理由で窓口を一本化できるのが特徴です。
忙しい情シス担当者としては負荷軽減のために検討していただいても良いかもしれません。

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